ものづくりの教科書 演劇小道具工房

【演劇小道具工房/第7回】色見本のススメ! 大掃除ついでに塗料のカラーサンプルを作ろう!

こんにちは、シンディこと大向しんじです。ここ『演劇小道具工房』ではお芝居で使える小道具のつくり方や、これまでに作ったアイテムたちなんかをご紹介します。

第7回は、「色見本のススメ」をお届けです。

色見本ノススメ

みなさんこんにちは! 今年ももうあとわずか、大掃除の時期ですね。年越し前に倉庫の大掃除をする劇団さんも多いと思います。塗料系の記事が続きましたが、みなさん塗料の整理はしてますか?

舞台関係は制作物も大きなものから小さなものまであるし、塗料のサイズもストックもバラバラになりがち。サイズ感が違う物を分けて置いておいたら、そのままどこに行ったか分からなくなったり……(僕だけ? )収納も管理もなかなか難儀なんですよね~。

そんな塗料類を確認&整理できる年に一度のこの機会だからこそ(おそらく多くの人は常日頃からしている)おススメしたいことがあります!

管理がバラバラになりやすい塗料類の色見本を作っておきませんか?

使いやすい色見本がわからない問題 対策本部

塗料の色見本。あったら便利だとは誰もが思うはずです。でも実際に作っている人は意外といないんですよね。僕も「あったら便利だな」と思いつつ、暫く作っていませんでした。

というのも「使いやすい色見本がわからなかった」からです。

よくあるタイプの色見本は端材などの板を使って、種類ごとに塗料を塗ったものですね。無駄になるはずだった端材を有効利用できますし、お好みの面積で塗れるので色が見やすいというメリットがあります。これで不都合がなければこれでいきましょう。レッツ色見本。

……でもこのスタイル、僕にはあまり合わなかったんです。

まず、ひとつの木材に複数色を乗せるので色同士を比較しにくい。

あと、並び替えやメーカーごとの整理ができないのも地味に困る点でした。基本的に塗料なんて使う色だけ買う物ですから、どうしてもメーカーや色の取り揃えもバラバラになっちゃうんですよね。(いつかセレブになったら「オーホホホ! この棚のアクリル塗料全色、端から端まで1コずつ頂きますわ~♪」みたいなお買い物したい)

せっかくの色見本でも並びがバラバラだと、いざ「どの塗料にするか確認しよう」という時に検索しにくくなってしまいます。

あとこれは個人的に1番大きなポイントなのですが、かさばる。

演劇人の自宅や劇団の倉庫なんて、とかく物が多いものです。場所を取ることは致命的。収納との戦い。断捨離との決別。好きな言葉は「アイデア収納」と「デッドスペース活用」。それが演劇関係者なのです。

物のかさばりを気にする前に主語の大きさを気にしろと思いつつ、そんなシンディさん家もイチオシのオススメ色見本作成法をご紹介しましょう!

オススメ色見本の作り方

使用するのは木製スティック! マドラーや手作りアイスの棒として100円ショップのキッチンコーナーなどに売っています。これで色見本を作るとすごく便利なんです。

ポイントはコンパクトの一言に尽きるのですが、それにより様々なメリットがあります。

まず、取り回しがしやすいです。たとえば見本を塗装物にあてながら塗料を選ぶような時は、候補になる色が多くても片手にまとめて持ちながら比較できます。

さらに1色づつが独立しているので、候補の色を隣に並べて比較ができます。サンプルが増えても色別、メーカー別、使用頻度別など自分の使いやすい分類でまとめておけば、使いたい色を探すのもとっても簡単です。

あと僕が使っている棒は焼き印で文字が入っています。これこの文字に被せるように塗料を塗ると(1度塗りと2度塗りで分けておくとなおよし)、下地がどのくらい透けるかの参考にもなるので便利です。

それに近いことで、不透明色の塗料は両端を使うのがおすすめです。片端は黒く塗ってから塗り重ねます。そうすると、地色が暗い時と明るい時でそれぞれどのくらいカバーできるかの参考になります。

保管もしやすい!

そしてこの形態はやっぱり保存・管理がしやすい! 僕的にはこれが一番嬉しいポイントです! それなりに色数が増えても小さな箱やケースに十分収まるので場所を取りません。塗料BOXの隙間に一緒に入れておいても良いと思います。

ちなみに僕はファイルに入れて保管しています。このリフィルはもともと刺繍糸を入れておくための物だったのですが、サイズ的にピッタリだったんです。

塗料は紫外線で退色することがあるので、箱などに入れる際はなるべく光の入らない物、バインダーなどの場合は内側が黒い物を選ぶことをオススメします。

作っておくと何かと便利な色見本。もしまだお持ちでないなら、ぜひこの大掃除の機会に作ってみて下さいね! (僕も大掃除しなきゃ……)

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執筆:大向しんじ
(c)Rrose Sélavy

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