お悩み相談室

【演劇お悩み相談室】第19回/役者になるには、方言を標準語に直すべき?

創る×遊ぶ!クリエイターのライフスタイルWebマガジン「Rrose Sélavy ONLINE」は演劇関係・音楽関係の読者様も多く、よくご質問をいただきます。

そこで読者の方から寄せられた、演劇や音楽についてのさまざまなお悩みにお答えするべく【お悩み相談室】をオープンすることにしました。

スキルアップ・創作術・進路についてなど、専門家ならではの視点でお答えします!

今回のお悩み

地方から東京に出てきて役者を目指しています。レッスンで方言の訛りが強いから直した方がいいと言われました。

自分では方言も気に入っているのですが、役者になるためには方言を直さなければダメですか?

セリフは標準語がベース

結論からお伝えすると、役者さんとしては標準語でセリフが言えるようになった方がいいです。

もちろん、作品によっては地方の方言が必要な場合もありますが、基本的には標準語でセリフを話すことを前提に書かれている作品がほとんどのため、訛りがあると出演作品の幅が狭くなります。(すでに売れている地方の芸人さんなどはあえて方言を求められる場合もありますが、「役者」としてはやはり標準語を基準にしておいた方がいいでしょう。)

イントネーションを意識!

また、地方出身者はもちろん、東京で生まれ育っていても親御さんが地方出身の場合など、強い訛りはなくてもイントネーションが標準語と違う方もよくいらっしゃいます。

日本語では、イントネーションで違いをあらわす言葉(例:「雨」と「飴」など)も多く、ちょっとしたイントネーションの違いでセリフの意味が全く変わって聞こえてしまう……というケースも。

クセになっているイントネーションはお稽古でダメ出しされてもすぐに直せない人も多いので、日常から意識しておくといいですよ。地方に住んでいる方も、TVや映画などで、なるべく普段から標準語に触れてみてくださいね。

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※あくまでも編集部の現時点での見解であることをご了承ください。

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