Music Stage 文化村スタジオ 連載

TR-808とTR-909・・・そして、Prophet-5からのルーシーフラワーズ。

2011年のブース(オケピット?)。
これが噂のシンセサイザー見本市・・・まあ、普通の演劇公演でないことは確か(笑) 基本、音楽ありきの公演なので。

最近、TR-808とTR-909について書いたり喋ったりする機会が多いのだけれども、まあ、それもこれも、それらの機材をベースにレコーディング中という次第でありまして・・・ちなみに、ここ2~3日は Prophet-5が大活躍中!・・・ちょっとした”音作り”と”レコーディング”に関するコツみたいなものを掴んだので・・・こうした”一般的なそれ”とはまた違う”自分だけのノウハウ”を発見、蓄積していくのが面白いんだよなあ・・・昔、落合博満氏の ”オレ流” ってのが流行ったことがあったけど、確かに、”変わり者” ないしは ”一匹狼気質の人” が細やかながらも “人生を楽しむ” ためにはこれが大切かも。

10代の頃に読んだ落合博満著『なんと言われようとオレ流さ』。また読み返してみようかなあ・・・

と、まあ、この様に”某レコーディング”に関わる数々の事柄と、先日もお話した”ルーシー・フラワーズ配信特典映像のピックアップ”に明け暮れる日々。

ちなみに、オンライン公演全日程で、毎日別々の特典映像(過去の上演映像)付けようかしら?とか考え中。

まあ、同時にそんなことをやっていると、ルーシー楽曲のリズムパートをTR−808やTR-909に差し替えたくなってくるのが人情というもの・・・だが、なかなか”やっている間がない”というのが本音。

それにしても、『ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた』って面白いわ。自分で言うのもなんだけど・・・記録映像なんか見返してると「創った人、ホント天才じゃない?」とか思っちゃう(笑)

テクノポップ・ミュージカル『ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた』公演(リハーサル時)写真。
メルヘン・テクノポップな世界観。いわば ”テクノ” ”サブカル” ”カワイイもの” の融合。
大人のためのブラックメルヘン。

ただ、プロデューサー的=ビジネス的な領域に関わるのは2度とご免だね・・・自身で創って、制作プロデューサーも兼任するってのはホントにしんどいからね・・・自慢じゃないけど、”段取り”とか”交渉ごと”とか、あと事務系の仕事全般? 私、そういうのホント向いてないのですわ(笑)

だから今後の人生、自分は”創ることだけ”に専念したいのです。

まあ、テクノポップナンバー満載のミュージカルだし、基本、生演奏だから、シンセサイザーの音が好きな人に喜んで貰える作品であることは間違い無いだろうなあ・・・

『七つの大罪〜』の時(10年前の上演)みたいに、またシンセサイザー7〜8台に囲まれてのライブ上演が出来たら面白いなと。

シンセサイザーの壁に囲まれ、キーボード演奏はもちろん、音出しから効果音まで、バックス・バニーよろしく”投げて・打って・走って”といった”一人なんでも状態”で演奏中の私。

ホール公演の時なんて、シンセサイザーの大規模デモンストレーションみたいな公演だったからなあ(笑)

今だったらDJセットもセッティングしたいところだな。バックトラックはそこから出して、手弾きパートとMIXするみたいな・・・アイディアはどんどん更新されていくのだが・・・

でもねえ、やはり”創り手”と”プロデューサー”を兼任するのはもう勘弁だなあ・・・プロデューサーは別にいた方が絶対良い!

音楽なりシンセサイザーが ”かなり” 好きで、演劇やイベント制作をやっている、ないしは”そうした仕事”に興味のある ”ちゃんとした人” がいれば任せられるのだが・・・まあ、多分何処かにはいるのだろうけれども・・・出会いと申しましょうか、これだけはご縁ですなあ。

理想は・・・インターネットの”イ”の字も知らない田舎で老舗和菓子屋を営む”職人気質の頑固オヤジ”なんかが、ネット通販会社が間に入って全国規模のマーケットを獲得している感じ?  あの感じが理想(笑)

自分は創るだけ・・・そう、心に固く誓う私であった。

執筆・撮影:関口純
(c)Rrose Sélavy