Music 文化村スタジオ 連載

結果的に・・・やはりレコードと戯れる日。

回っている紫色したEP盤は、坂本龍一『WAR HEAD』。
小学生の頃に買ってもらったもの。YMOを期待していた1980年の関口少年にとっては、ガッカリするに充分な作品。
今聴くと、なかなか良い作品だと思う。特にB面の『LEXINGTON QUEEN』が好き。

ここのところ、私的にアナログ盤ブーム(昨日も書いた通り)だったりするのだが、我が家のアナログレコード環境には正直不満を持っていたりする。

まず、子供の頃に使っていたプレーヤーよりも安価なタイプのものを使っている。値段は当然、音にも反映される。

今から30年ほど前、まあまあ本格的な感じの"パイオニア製のプレーヤー"が壊れてしまった。で、当時は「今後、レコードが増えることも無いだろうし・・・」などとバカな考え(当時としては真っ当な考え)を抱き、故障したプレーヤーはさっさと”ゴミの日”行き。そして「あまり使う機会もないだろうし・・・」と安価なプレーヤーを"とりあえず"購入。

それから2〜3台ぐらい買い替えただろうか? 毎回、芝居のセットとして使う度に壊れて・・・結局、毎回買い換える羽目に。

で、現在使っているものは、昔の音源(アナログレコードにしか収録されていない)を用意する必要があった際、音源をデジタル化してくれるUSB付きのものを購入。

安いプレーヤーの中では、若干お高いタイプ。

本当はそれなりに上質なものを店頭でじっくり選びたいのだが、気付けば、世はコロナ禍に突入。

そんな訳で、店頭でゆっくり選べるまではと ”とりあえず” 今も使っている。

ただ、デジタル化しておく上ではとても便利なツールだと思う・・・だから、これはこれで今後も残していく機材であるには間違いない。

多分、小さなスピーカーのコンポとかに繋いで使う分には充分なんだろうなあ。

でもねえ、30年前のものとは言え、繋いで使うアンプやスピーカーが”まあまあ良いもの”だったりするので、ちょっとバランスがねえ・・・

まあ、それはさておき・・・今日の本題。

何故、”結果的に”レコードと戯れることになったか?なんだけど・・・まあ、厳密には”レコードプレーヤー”と戯れることになったか?なのだが・・・このプレーヤー、買った時から若干、回転数がおかしかったのだ。で、「時間がある時にでも、正しい回転数に調整しておこう」とは思っていたのだが、その後、ほぼ聴く機会もないまま・・・で、また聴き始めたので「調整しなきゃ!」となった次第であります。

あまり知らない曲なら兎も角、よく知っているレコードをかけると回転数の違いはちょっと(「かなり」の意)問題。回転数が違えば曲のキーやテンポが変わってしまうのだから当然。あまり知らない曲ならば、”最初からそういうキーの曲”だったんだと思えばそれで済むのだろうが、知っている曲の場合、「テンポ早くね? てか、何故、移調されている!?」となってしまう。

まあ、これは理屈上の話ね。 要するに極端な話をすればそういうこと。

でも実際、気になっていたのだ。 で、プレーヤーの裏側の穴にドライバーを突っ込んで回すだけなのだが、これがちょっと面倒。どちらの方向にどれぐらい回せばちょうど良い感じになるのか? これが全く分からない。メモリなど存在しないのだ。だから感(笑)

本当は、回転数を正確に測るグッズやアプリも存在する様だが、そういったものを購入するよりも「ここは耳で!」というエコ精神?で、プレーヤーの裏にドライバーを差し込んでは回し、音を耳で確認し、またドライバーを回すといった具合に、ただただこれを繰り返すのである。

その最初のステップで大きな問題が起きてしまった・・・というか”起こして”しまった。

一番最初にドライバーを回した際、どうやら、とんでもなく回し過ぎてしまった様で・・・音がコントの早回し状態。要するにちょっとのズレを修正しようとして、とんでもなく大きなズレをもたらしてしまったのだ。痛恨のミス。

さて、そこから正しい回転速度、私の耳的には正しい音程に辿り着くまで、ただただドライバーを回し続けるという事態に。

目と耳の連動という点で、「ピアノの鍵盤ってのは本当に良く出来ているなあ」と改めて思った次第であります、ハイ。

ところがこのプレーヤー、鍵盤どころかメモリすら無い。だから、今、どの辺の音にチューニングされているのか、実際にレコードを聴いて確認してみるまで分からないのだ。

最終的には”根性”で正しい音程を探し出しましたとさ。めでたしめでたし。

という訳で、図らずして”レコードプレーヤー君と戯れることになった1日”でした。

執筆・撮影:関口純
(c)Rrose Sélavy

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