Music 文化村スタジオ 連載

打ち合わせの日・・・からのアナログレコードの話。

回っているアナログレコードは、坂本龍一サウンドプロデュースの原田知世『撫子純情』。
数年前に新宿の某レコードショップで購入。透明仕様の盤が美しい。
Prophet-5の音色と”歌モノ”での使用法を考える上での参考音源。

本日は、昼から18時頃までwebマガジンの編集会議。

”クリエイティブ”についてクリエイティブする数時間。

例えとして”アナログレコード”について話しているうち、”アナログレコード”への思いがクレッシェンドしてくる。

近々、当サイトでもアナログレコード関係の記事を書くつもり。

ジャケットのアートワークも含め、”アナログレコード”は文化的生活と親和性が高い様に感じるのです。

音楽を介した、耳と目、内面の高揚とインテリアの連動。

コンパクトディスクでは小さ過ぎる。アナログレコードぐらいの存在感が必要。

アナログレコードは、”家具の音楽”ならぬ”音楽の家具”なのだ。

”針を落とす”ってのもまた良いよねえ。

クリック一つ、昨今のサブスクも素晴らしいんだけど、密度の濃い時間を過ごすには、お気に入りのアナログレコードを見つけて”針を落とす”という一手間がものを言う。

味はもちろん、豆選びから道具、カップまで、コーヒーを楽しむための全過程にこだわる感じ? ・・・多分そんな感じ。

”便利な生活”よりも”優雅な生活”に価値を置くならば、電気ポットより南部鉄器、サブスクよりもアナログレコードがオススメ。

ちなみに、サブスクは各種検索等、”調べ物”や”勉強のための視聴”には最高です。

あれを全て購入するのは”アラブの石油王”でもない限り難しい・・・購入金額もだが、保管場所も・・・仮に保管場所があったとしても、その中から”聴きたい音楽”を探し出すのは至難の技・・・音源管理専任の人間を数十人雇えばまだなんとかなるかもしれないが・・・いや、多分、それでも難しい。

まあ、こうした事実上不可能な芸当が、月に数百円払いさえすれば、一人で瞬時に出来てしまう訳だから、そうした意味でサブスクは大変素晴らしい!

でもねえ、そんな夢の様な時代であるにも関わらず、それでも敢えて聴きたくなる”アナログレコード”ってのは、やっぱり偉大! なんだよねえ。

執筆・撮影:関口純
(c)Rrose Sélavy