ルーシー日誌 特集:ルーシー・フラワーズ2022

【オンライン公演「ルーシー・フラワーズ」編集日誌6】リモート&オンライン公演のメリット・デメリットまとめ

2022年12月10日〜2023年1月10日まで、絶賛開催中の「ルーシーフェス/大盤振舞」、皆様はもうご参加いただいていますか?

途中でチケットをご購入いただいても、過去の配信を全てご覧いただけますので、気になった方は今からでもどうぞご参加くださいね♡

そしてこのイベントは楽劇座にとって初めての完全オンライン公演。感染のリスクを避けるため、収録も配信も全てリモートで実施しています。

「リモート公演&オンライン公演って実際どうなの?」と気になっている演劇関係者も多いはず。そこで今日は、実際にやってみてわかったリモート公演・オンライン公演のメリット・デメリットを私なりにまとめてみたいと思います。

メリット

<1.時間と場所を選ばない>

やはり1番大きいのは、場所と時間に縛られないこと。普通の公演だと「公演期間中に劇場に足を運ぶ」ことがお客様の条件になりますが、オンライン公演だと、ネットさえつながる場所ならどこにいても観劇可能です。

また、アーカイブ配信があれば時間だっていつでもOK!

地方在住で劇場まで遠い、お仕事の都合でなかなかお休みを取れない、育児中で子供を置いて出かけられない、コロナ禍なので外出を控えている……という方にも観ていただけるのが、役者としてはとても嬉しいことでした。

<2.生配信を活用できる!>

そして大きいのが生配信を活用できること。色々と検証した結果、私たちは演劇公演自体は録画編集したものを配信する形にしたのですが、それ以外にもZOOMを利用した生配信でトークイベントをお届けしています。

今回は公演期間中に6回の生配信を実施するのですが、これも劇場で行うと、全てのトークを全てのお客様にお届けするのは時間がかかって難しい……となりますよね。でも、オンラインなら気軽に実施できるのがいいところです。

今回のオンライン公演をきっかけに、公演以外の配信も、アイデア次第で色々と実現できるのではないかなと思っています。

<3.感染症の心配がない>

もうコロナは終わった……という雰囲気になっているところもありますが、演劇・エンタメ界ではまだまだ終わっていません。1人でもコロナ陽性者が確認されたら、公演中止になってしまいます。

今回、公演本編は全てリモートで事前に収録したので、感染症で公演中止になる……という心配がないのは大きな安心でした。

デメリット

<1.機械が苦手な世代には難しい>

今回はZOOMなどを活用したオンライン公演なので、そもそもメール・電話・LINE・写真以外にスマホを使わない……という方にはどうしても難しい部分もあると思います。

最新のスマホやパソコンに慣れていない祖父母の世代にとっては、残念ながら設定や申し込みのハードルが高いみたいです……(泣)

<2.通信の限界がある>

最初は、公演本編もリモートで生配信することを考えていたのですが……何度も検証した結果、

・セリフが長くて早口だと途切れがち
・電波の関係で時差が生まれてタイミングが取れない

という大問題が発生したので、今回の「ルーシー・フラワーズ」は事前に収録した映像を編集する形になりました。

電波の調子はちょっとしたことで変わってしまうことも多く、参加者全員の自宅によほどしっかりした通信環境が整っていないと難しいな……と実感。もし演者全員の通信システムを完璧に整えたとしても、受け手側(お客様)の通信環境にも左右されてしまうかも知れません。

もし、リモートで生配信する演劇公演を考えている方は、必ず事前に色々な条件で検証しておくことをオススメします。

<3.動画編集が大変>

収録した映像を使うのなら、そのまま流すのではつまらない! せっかくなら映像でしかできない表現を取り入れて編集しよう! ……となったのですが、映像編集は思った以上に大変でした。

素材選び、時差の補正、イラストの合成、音の直しなどなど……もうやることが山ほど。数時間作業しても「え!?これしか進んでないの!?」と思ったことが何度あったか……。

でも、映像だからこその表現をあれこれ試してみるのは面白かったので、またやってみたいと思っている自分もいます(笑)

4.生の舞台とは別物

実際にリモートでオンライン公演をやってみて改めて思ったのは、やはりオンライン公演(生配信、録画問わず)と生の舞台は、全くの別物だということ。

生の舞台には、リアルだからこその楽しみ方があるし演じたものがそのまま伝わるのはものすごいメリットだと感じました。反対に、オンラインには、映像だからこその表現や編集が取り入れられるのが魅力です。

だから個人的には、「生の舞台ができないから、仕方なくオンラインを使う」というやり方はちょっともったいないような気がしました。とくにこれからは、オンラインでの表現がどんどん増えていくと思うので、どちらがいい、悪いではなく「全く別のもの」として、作品や目的に合わせて使い分けることが大切なのかなと思います。

あと、やはり初めて何かに挑戦するときには事前のテストが大切ですね。オンライン公演をやってみたい! と思ったら、自分達の作品にはどんな配信システムや方法が適しているのか、自分が思い描いていた方法をきちんと再現できるかをチェックしてからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ぜひご覧ください!

そんなわけで、試行錯誤しながら創り上げた「ルーシー・フラワーズ」のオンライン公演。たくさんの方に、オンライン公演だからこその楽しさや魅力を体験していただければ嬉しいなと思っています。

2023年1月10日まで、チケットのお申し込み・ご視聴が可能です。まだご覧になっていない方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

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執筆:五條なつき
(c)Rrose Sélavy

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