Music 文化村スタジオ 連載

スタジオにて"音"と戯れる・・・最早、自分と向き合う作業といっても過言では無いのだ!の巻。

本日の文化村スタジオ

今日は午後からスタジオ作業。

珍しくも、自分の為の作品創り。

久々にMinimoogの音が聴きたくなり電源投入。

MinimoogはProtools/Carbonに直接接続している為、音を聴くにはprotoolsも立ち上げなければならない。

以前はYAMAHAのデジタルミキサーO2Rを2台リンクして使用していて、そこに全てのシンセを立ち上げていた。

だからMac&DAWを立ち上げなくてもシンセの音を聴くことが出来た。たが、今はそうはいかない。

要するに、ほぼ全ての機材を立ち上げないとシンセの音が聴けないのだ。

電気代を気にしつつも、全ての機材の電源を入れる。

暫くMinimoogの音作りに興じる・・・作曲のアイディアに適した音を探り当てようとする試み。

片手でMinimoog、もう一方の手でProphet-5を弾いてみる・・・音のコンビネーションを確かめる試み。

イマジネーションが刺激されたところで作曲。

ところがだ、作曲では、どういう訳か五線紙、ないしはピアノに向かってしまう・・・結局、なんだかんだ子供の頃からのこうしたスタイルが落ち着くのだ。

YAMAHAのC3。物置と化したピアノの上。

音列作りからスタート。最終的には今さらながらの12音技法。というか、ほぼ12音技法の作曲といった趣。

意外に自分に向いている様な気がする。

ちょっとばかりウェーベルンを彷彿させる透明感のある響き。いいじゃん!

もちろん、今さら厳密な12音音楽を作る気なんぞ毛頭無い。ところが、どういう訳だかブライアン・イーノを通して・・・気が付けばそこに・・・

まあ、今日1日を音列操作に費やすのも「何だかなあ〜」なので、頭を切り替えて、全く別作品のリズム&音色作り。

リズムはTR-808、音色作りはProphet-6。ポリモジュレーションを弄ってノイジーな音色作りに興じる。

なんだかんだで、気付けば18時過ぎ・・・そろそろ夕飯だ。

まあ、こんなものさ・・・2曲のスケッチ(しかも1部分)だけで数時間。

音と戯れた1日。

きっと、こういうのを”幸せ”と呼ぶのだろう。

執筆・撮影:関口純
(c)Rrose Sélavy