[食]日々のご褒美 お家酒場化計画 お酒・アルコール 連載

“たかが海苔”と侮るなかれ、”されど海苔”【おうち酒場化(酒バカ)計画#8】

「編集部にサンプルが届いたので、海苔をツマミに一杯なんてどうですか?」と編集部からお声がかかり、「了解!」なんて気軽に応えてはみたものの、「僕ってそんな渋い呑み方するタイプだったっけ?」などと自問自答。

そう言えば、知り合いの某・女流カメラマン氏の旦那さんという人が塩を舐めながら日本酒を呑むという話を聞いたことがある。塩さえあれば良いのだそうな。まあ、それに比べれば海苔は充分贅沢なツマミと言えよう。

一味違う”海苔”

とは言え、実際のところ海苔そのものだけをつまみながら呑むというよりは、その海苔を豆腐やナムルなどにかけて食べるというのが今回のイメージ。で、海苔とはいっても単なる海苔ではなく、様々な味の付いている海苔だったりするからありがたい。<濃厚ごま油と塩、芳醇ゆず塩、至福の明太子、厳選うま辛七味>といったこれまた酒呑みにはグッとくるタイプの味付け。「な〜るほど。こりゃ酒のツマミというのも頷ける」などと思いながらとりあえずステレオタイプな呑みを展開してみたのだが・・・まあ、もちろん、そりゃ間違いはありませんわな。

だ、だが、しかし! この海苔、「“酒のつまみ”に丁度良い」で終わらせてしまうのは甚だもったいない! そう、正直なところ、この海苔、白いご飯にかけて食べるのが一番美味しいのだ! 当コラムの趣旨とは随分と離れてしまうのだが、近頃、再評価が著しいTKG(卵かけご飯)やら納豆のお供にこそお勧めしたい一品だ! もちろん、酒のツマミとしても間違いがないわけだから、こりゃ、家庭持ちにはチャンス! そう、チャンス到来ってなものです。

「これ、ご飯にかけたら美味しいんだって!」とかなんとか言いながら“スーパーへの買い出しついでにカゴに放り込む”なんていう、比較的ハードルの低いシチュエーションで入手可能ってのもありがたい。で、先ずはご飯にかけて「美味しい美味しい」とお気に入りアピールしたら「あっ、これで酒呑んだら良いかも!豆腐にかけたりすればヘルシーだし」とかなんとか如何にも“今、思いついた!感”をお忘れなく。そしてスムーズに呑みタイムに移行するという自然な美しい流れを演出するのが“スマートな家呑み”というものではないでしょうか?

でもね、酒云々というよりは「ご飯が美味しい!」と素直に思わせてくれる海苔である点を1番のアピールポイントにしたいというのが正直なところ。

かつて読売巨人軍の抑えと言えば鹿取、鹿取大明神なる呼び名すら生まれた時代があるが、ちょっとそんな感じ。横浜の佐々木大魔神の様な派手さ、ないしは 主役感といった様なものは無いのだが、結局のところ“やっぱり鹿取”みたいな(笑) そう、なくてはならない感じ。偉大なるワンパターンに定着しうる潜在能力を秘めた海苔なのである。

これ、見かけたら是非買ってみてください! 僕も近所のスーパーを探してみたいと思います!

肝心の“酒”についてが疎かになってしまいましたが、それぐらい白いご飯と相性が良いと思わされたわけです。

そうそう、最近、もやし炒めに凝っているのですが、その上にかけるのも有りです。これは酒のツマミにもご飯のおかずにも美味。お母さんが留守でお父さんの夕食ワンオペなんて時に威力を発揮しそうな男のレシピです。

要はフライパンにごま油を少量たらし、もやしを炒める。で、塩胡椒少々、醤油少々。で、最後に七味唐辛子(お好みで・・・ちなみに私は大量にかけて結構な辛さにします・・・酒が進みます)。ここにかけるならごま油味の海苔かなあ。

これに美味しい冷凍コロッケでもストックしておけば、困った時にはもやし炒めとコロッケ定食(ご飯の代わりに酒でもOK!)の一丁あがり! 昭和の家庭料理?っぽい雰囲気は如何?

まあ、一度お試しあれ!

のりカケルくん

今回のお酒のつまみは小善本店の「のりカケルくん premium」シリーズ。使いやすいフレーク状の海苔ふりかけは、フレーバーも豊富です。公式サイトでの価格は324円〜(フレーバーにより異なります)。

パッケージが可愛らしいのでお子様向けかと思いきや、大人も夢中になってしまいます。おつまみレシピに困ったら、かけたり和えたりするだけで簡単に絶品おつまみが完成。もちろんご飯にかけるだけでも美味。お酒のお供にもご飯のお供にもオススメしたい名品です。

関口 純/音楽家&劇作・演出家

大衆社会という名の戦場で、その“住処”を鉄壁の要塞と化すことに情熱を注ぎ、かつ、“一人呑み”という名の作戦会議において“食”という名の世界地図を広げることを以ってして戦士の休息とする文士、またある時はミューズの女神に色目をつかいながらもバッカスの宮殿で音楽を奏でる宮廷楽士を下野して地上に舞い降りた吟遊詩人。

芸術を生業とする一家に生まれ、幼少よりピアノ、作曲、演出などを学ぶ。その後、日本テレビ音楽(株)顧問(サウンドプロデューサー&事業開発アドヴァイザー兼任)、楽劇座芸術監督、法政大学地域創造システム研究所特任研究員など。音楽から演劇、果ては研究活動に至るまで「止まれば死ぬ」を人生のコンセプトに“常に”吟遊詩人的人生の真っ最中。

※本文中の価格は希望小売価格・税込みです。

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参考リンク:小善本店
執筆・撮影:関口純
(c)Rrose Sélavy

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